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”小匙”をはじめたきっかけを教えてください。

製菓学校に通ったりしていてもともとお菓子とかパンが好きだったんです。学校給食の”あの”マーマレードを食べて...不味いなぁと思って..それでマーマレードとか嫌いになっちゃたんですが..自分が食べれるようなおいしいジャムとかマーマレードとかを自分のためにつくってみたんです。そのうち友人などにも分けるようになって、そのお友達とかからも結構注文が来るようになっちゃってそれで、「小匙」を立ち上げて少しきちんとジャム屋さんをはじめるようになりました。

 

お忙しそうですが(実は、インタビューの当日は複数のイベントに呼ばれていて準備や発送業務の最中でお時間をいただいてしまいました...ごめんなさい!)、お一人ですべてされているのですか?

ええ。フルーツの皮むきや種とり、スライスなどの仕込みから、ジャムをたいて、ビン詰めしてラベルなどをつけて発送...数百個ぐらいになっちゃうのですが、それを自分一人だけですべてこなすっていうのはなかなか大変です…

ええ。。?スライスまで自分でされているんですか?

はい(笑)。私、スライサーってなんか好きになれないんです。おなじレモンですべて形が違うじゃないですか..だから、単純にスライスすればいいってもんじゃないんです。だから1つ1つ手でスライスしています。

 

でも、大変ですよね。。。すべてお一人でされていると。。

ええ(笑)。でも、食べるものだし、数は少なくても自分の手が届く範囲できちんとしたものをと思っています。大量に必要でしたらそのようなジャム屋さんは他にもたくさんありますしね。

 

きっかけは自分のため

テキスト ボックス: 坂崎紀子(さかざきのりこ)さん
大学卒業後、製菓学校を経てコーヒー会社にてカフェのプロデュースや商品開発に携わる。その後、銀座の著名な美術サロンにて商品企画や開発を行う。その後に独立し「小匙」を開業。ジャムやマーマレードへの認識が全く変わってしまうようなその味に多くテキスト ボックス: 果実よりも果実らしく
テキスト ボックス:  実は..私も学校給食の”あの”マーマレードは嫌いでした...なんか頭にガツンとくるような甘ったるさが耐えられなくて..
そうなんですよ...精製した砂糖とかを使うと甘さが強くなっちゃうんです。”あの”マーマレードみたいに...それが素材の味とかを消しちゃうんです。

坂崎さんて甜菜(砂糖大根)のお砂糖を使われていますが...
ええ、私は甜菜糖や洗双糖などを使っていますが、精製された白砂糖に比べて甘さが”丸い”んですよ。それにオリゴ糖などをたくさん含んでいるので身体にもやさしいですし。

だから坂崎さんのマーマレードやジャムって甘さが自然で素材の味が濃縮されている感じで、ジューシーで香りが高いんですね。砂糖へのこだわりみたいなものも一つのポイントなのですね。
お褒めいただいて、ありがとうございます(笑)。そうですね。。。ジャムやマーマレードを作るときは”もとの果実よりも果実らしく”って心がけています。

素敵な言葉ですね...”もとの果実よりも果実らしく”って...でも坂崎さんのジャムのファンとしてはよーくわかります!初めて、坂崎さんのジャムやマーマレードを食べたときは衝撃的でした...なにしろそれまでが学校給食の”あの”マーマレードでしたから...フルーツのエキスが濃縮されたような味に...なんだこれは!!と驚いて。
ありがとうございます(笑)。フルーツって1つ1つ味が違うし、同じみかんでも今週と来週で味が変わっていくんです。だから、フルーツが届いたらまず食べてみて味を確かめてそれから仕込みに入ります。みかんのジャムを作るとしても、フルーツにあわせて作り方を調整しないといけないんです。

美しい生活〜坂崎紀子さんロングインタビュー

テキスト ボックス: 2009/4/20
創刊第1号

1巻 第1